バンコクに来たら一度は立ち寄ってみたい有名スポットといえば「MBKセンター」。
観光客だけでなく、地元の人たちも日常的に利用する巨大ショッピングモールで、買い物もグルメも一度に楽しめる場所なんです。
私もバンコクに滞在するたびに、必ずと言っていいほど足を運んでいます。
初めて行ったときはあまりの広さとお店の多さに迷子になったり、逆に掘り出し物を見つけてテンションが上がったりと、いい思い出がたくさんあります。
この記事では、MBKセンターの最寄駅や行き方、営業時間や各フロアの特徴、さらに話題になる“スーパーコピーショップ”やグルメ情報まで、私の体験談を交えながら詳しくご紹介します。
これから行く予定がある方にとって、少しでも参考になれば嬉しいです。
MBKセンターの最寄駅と行き方
最寄駅はナショナルスタジアム駅
MBKセンターに行くなら、まず覚えておきたいのは最寄駅がBTS(スカイトレイン)の「ナショナルスタジアム駅(National Stadium)」だということ。
駅の2番出口から直結しているスカイウォークを渡れば、そのまま館内に入れるのでとても便利です。
雨の日でも濡れずにアクセスできるので、私もスコールの多い季節には何度も助けられました。
サイアム駅から歩くのはあり?
実は私も最初、サイアム駅から歩いて行こうとしたことがあります。
距離にすると近いのですが、横断歩道で信号待ちを繰り返すことになり、人の多さにも疲れてしまいました。
ただ、サイアム駅からはスカイウォークを使えば徒歩5〜7分ほどで到着できます。
サイアムパラゴンやサイアムセンターで買い物をしてから、気分転換に歩くのも悪くありません。
バンコクらしい街並みを楽しめるので、散歩感覚で移動したい人にはおすすめです。
BTSを使う場合
BTSで行くなら「シーロム線」に乗り、ナショナルスタジアム駅で下車しましょう。
サイアム駅からはたったの1駅。
アソーク駅からだと15〜20分ほどで到着できます。
改札を出たら「Exit 2(出口2)」を目指します。
そこから左に進むとスカイウォークがあり、歩いていくと大きなMBKの看板が見えてきます。
夕方以降はライトアップがきれいで、つい写真を撮りたくなるスポットなんです。
タクシー・トゥクトゥクで行く場合
BTSを使わない場合は、タクシーやトゥクトゥクに乗って「MBKセンター」と伝えれば大丈夫です。
ただし「エムビーケー」とタイ語風に発音すると、運転手さんにスムーズに伝わります。
私も「MBK」と言うより「エムビーケー」と言ったほうが通じやすかった経験があります。
注意したいのは夕方の渋滞。
バンコク中心部は帰宅ラッシュの時間帯になると、タクシーで30分以上動けなくなることもあるので、利用するなら昼間か夜遅めが安心です。
MBKセンターの営業時間と定休日
私がバンコク旅行に慣れていない頃、夜ごはんのあとに「ちょっと寄ろう」と思って向かったらすでに閉店していた…という残念な経験があります。
なので、しっかり営業時間を覚えておくのがおすすめです。
- 営業時間:毎日10:00〜22:00
- 定休日:なし(年中無休)
ただし、小規模なショップは20:00〜21:00頃に閉まってしまうこともあります。
以前、夜8時半にバッグを見ていたら「もう今日は終わりだよ」と言われて買い逃したことがありました。
フードコートやレストランは22:00まで営業していますが、片付けは21:00頃から始まるので余裕を持って利用しましょう。
特に人気の「The Fifth Food Avenue」は、ラストオーダーが21:30前後なので20:30頃までに入るのが安心です。
タイの祝日や王室関連の行事の日は、閉店時間が早まることがあります。
私がソンクラン(水かけ祭り)の時期に行ったときも、いつもより早く閉まっていました。
旅行の時期によっては、公式サイトやSNSで確認しておくと安全です。
MBKセンターのフロアガイドと見どころ
MBKは地下1階から8階まであり、初めて行くと圧倒されるほど広大です。
私も初回は方向感覚を失って何度も同じ場所をぐるぐるしていました。
地下1階(B1)
ローカルな日用品や雑貨の店が中心。
観光客向けではないですが、掘り出し物探しが好きな人には面白いエリアです。
1階(Gフロア)
ブランドショップやカフェ、両替所が集まっています。
特に有名なのは**「SuperRich」**。
私も両替するなら必ずここを利用します。レートが良いのでおすすめです。
2階
スマホケースやアクセサリーが豊富。
私はここでかわいいスマホケースをまとめ買いしました。
値切り交渉も楽しめるので、ちょっとしたゲーム感覚で挑戦できます。
3階
MBKらしさ全開のフロア。
電化製品やスマホ修理、そして噂のスーパーコピーショップが多いのもここ。
私は初めて訪れたとき、あまりの光景に驚いて思わず足を止めました。
4階
フードコート「The Fifth Food Avenue」がある人気フロア。
カメラやオーディオ機器の専門店もあります。
5階
タイらしい雑貨やシルク、衣料品が揃っています。
私は家族のお土産用にTシャツや象柄のバッグをここでまとめ買いしました。
6階
ゲームセンターや映画館「SFシネマシティ」が入っています。
私はここで「君の名は。」を観た思い出があります。
7階
各国のレストランが並ぶグルメフロア。
タイ料理はもちろん、和食や中華も揃っていて食事には困りません。
8階
イベントホールや展示スペースがあり、時々マーケットが開催されます。
スーパーコピー店を覗いてみた感想と注意点
MBKといえば有名なのが「スーパーコピー」と呼ばれる偽物ブランド品。
バッグや時計、財布などが並んでいる光景は、日本ではまず見られないものです。
ただし、日本に持ち帰るのは違法。
税関で没収されるリスクがあるので、私はあえて買いませんでした。
とはいえ、値段交渉の雰囲気や、奥に案内されるちょっと怪しげな体験は、観光の一部としては面白いと思います。
ただし写真撮影は厳禁。
私は一度スマホを取り出したらすぐ注意されました。
観光目線なら「こういう世界もあるんだ」と社会見学気分で覗くくらいがちょうどいいです。
MBKセンターのグルメ体験
フードコート「The Fifth Food Avenue」
清潔感があって観光客でも安心して利用できるフードコート。
支払いはプリペイドカード方式なので、タイ語ができなくてもスムーズです。
私はカオマンガイとグリーンカレーをよく注文します。
値段は100〜150バーツほどでボリュームも満点。
食後の「ナムケンサイ」(タイのかき氷)も暑い日にぴったりです。
レストランのおすすめ
- S&P:タイ家庭料理を安心して楽しめるチェーン店。
- Yum Saap:本格的なタイ料理を手頃な価格で楽しめます。
- Fuji Restaurant:日本食が恋しくなったときに頼れる存在。
私は旅行中に無性に味噌汁が恋しくなり、Fujiで定食を頼んでホッとしたことがあります。
デザートや軽食も充実
館内にはアイスやマンゴースイーツのお店も多く、ショッピングの合間に立ち寄るのも楽しいです。
特にココナッツアイスは、暑い中歩き回った体を癒してくれる定番のご褒美。
まとめ
MBKセンターは、買い物・グルメ・ちょっと怪しげな体験まで楽しめるバンコクの代表的なショッピングモールです。
- 最寄駅はBTSナショナルスタジアム駅(出口2直結)
- 営業時間は毎日10:00〜22:00(小規模店舗は早めに閉店することも)
- フロアごとに特色があり、特に2〜5階は観光客に人気
- スーパーコピー店は社会見学気分で覗くのがおすすめ
- グルメはフードコートもレストランも充実
私自身、バンコク旅行のたびにここに立ち寄っては新しい発見をしています。
旅行初心者でも安心して楽しめる場所なので、ぜひ旅の予定に入れてみてくださいね。