タイ旅行の楽しみのひとつといえば「お土産選び」ですよね。
私も何度もバンコクを訪れてきましたが、毎回「どこで何を買えば正解?」と迷ってしまいます。

特に職場や友人に配るばらまき用のお菓子や、女性に喜ばれるコスメや雑貨、自分へのちょっと特別なご褒美まで…用途によって選ぶ場所を変えないと、買いすぎたり質の悪いものを掴んでしまったりして後悔することもあります。

実際、私も初めてのタイ旅行で適当に屋台でお菓子を買って帰ったら、袋詰めで個包装がなくて配りにくいし、日持ちも短くてほとんど食べきれずに終わってしまった経験があります。
それ以来、「個包装」「日持ち」「正規品」この3つを徹底的に意識するようになりました。

この記事では、私自身が実際に買い回って「ここなら安心してお土産を揃えられる!」と感じたバンコクのおすすめスポットを5つに絞って紹介します。
さらに、タイのお土産選びで失敗しないためのコツや、日本に持ち帰るときの注意点までまとめました。

旅行プランに合わせて効率よく楽しくお土産を選べるよう、ぜひ参考にしてください。


1. MBKセンター ― ばらまき用お菓子の聖地

まず最初に紹介したいのが、BTSナショナルスタジアム駅直結の「MBKセンター」。
ここはまさに“お土産の宝庫”と言ってもいい場所です。

個包装のお菓子、ドライフルーツ、Tシャツ、雑貨、スマホケースまで、とにかく何でも揃います。
特におすすめなのが「まとめ買い用のお菓子パック」。ココナッツチップスやタロイモチップスは軽くて配りやすく、価格も日本より断然安いです。

私がよく買うのは、タマリンドキャンディの小袋パック。程よい酸味があってクセになる味で、配ると必ず「これどこで買ったの?」と聞かれます。

ただし、MBKは値段交渉が必要なお店も多いので注意。
最初に提示される金額は観光客向けに割高なこともあります。複数まとめ買いをすると自然に値下げしてくれることも多いので、「3つ買ったらいくら?」と聞いてみるのがコツです。


2. ICONSIAM(アイコンサイアム) ― 高級お土産&映えるスポット

次におすすめなのが、チャオプラヤー川沿いにある巨大ショッピングモール「ICONSIAM」。
BTSゴールドラインの駅から直結していてアクセスも良好です。

ここは雰囲気からして高級感があり、ちょっと良いものを探したい人にぴったり。
特に地下にある「Gourmet Market」はおしゃれなお土産天国です。

ドライフルーツやタイハーブを使ったナチュラルコスメ、人気のデンティスの歯磨き粉まで幅広く揃っています。
私はここでマンゴーのドライフルーツをよく買うのですが、パッケージが上品で、日本に帰って渡すと「デパ地下で買ったの?」と驚かれるほど。

さらにICONSIAMはショッピングだけでなく、リバーサイドの夜景や噴水ショーも楽しめるので、観光とお土産探しを両立できるのも魅力です。


3. Big C(ビッグシー) ― 安く大量に買えるスーパー

「安くたくさん買いたい!」という人にぴったりなのがBig C。
BTSチットロム駅から徒歩3分ほどで行ける、庶民的な大型スーパーです。

ここでは個包装のお菓子やタイのインスタントラーメン、スナック菓子が豊富。
観光客用にまとめ買いパックまで用意されているので、とにかく効率的にばらまき用土産を調達できます。

私のおすすめは、トムヤム味のプリッツやラーメン。袋を開けた瞬間にタイの香りが広がり、食べた瞬間「タイ旅行に行ったんだな」と実感できる味です。

しかも値段が驚くほど安く、気がつくとカゴがいっぱいに…。
ただし、調子に乗って買いすぎると帰国時のスーツケースがパンパンになるので要注意です。私は一度、重量オーバーで空港カウンターで青ざめた経験があります(笑)。


4. サイアム・パラゴン ― 女性に喜ばれる上質な雑貨とコスメ

BTSサイアム駅直結の「サイアム・パラゴン」も外せません。
ここは高級ブランドからタイ発の人気ショップまで揃う巨大モールで、特に女性へのお土産探しに強い味方です。

有名なのはNaRaYa(ナラヤ)のバッグ。リボン付きのかわいらしいデザインで、日本でもファンが多いブランドです。値段は手頃なのに高見えするので、プレゼントにするとすごく喜ばれます。

また、タイシルクを使った雑貨や、自然派コスメも豊富。
私はいつもここでタイハーブ入りのボディクリームをまとめ買いしています。香りがとても優しく、使うたびにバンコクのことを思い出して癒されます。


5. 空港の免税店&スーパー ― 最後の駆け込み寺

「買い忘れた!」というときに頼りになるのが、空港内の免税店やスーパー。
スワンナプーム空港、ドンムアン空港どちらも品揃えは豊富で、深夜便前でも営業しているのがありがたいです。

ここでは空港限定パッケージのお菓子や、コスメのまとめ買いセットが手に入ります。
特にハイブランドのコスメや香水は、街中より安く手に入ることも。

私は一度、友人用のお土産をすっかり買い忘れて焦ったのですが、空港で限定のタイティークッキーを見つけて救われたことがあります。包装もしっかりしていて、逆に高級感が出てよかったくらいです。


タイのお土産選びで失敗しない3つのコツ

私自身の失敗と学びから、タイのお土産を選ぶときのポイントを3つにまとめます。

  1. 個包装&日持ちを重視する
    タイは湿気が多いので、袋入りのお菓子はすぐ劣化します。個包装になっているもの、賞味期限が長いものを選ぶのが鉄則。
  2. コスメ・歯磨き粉は正規品を選ぶ
    人気商品のデンティス歯磨き粉やハーバルバームは偽物が出回っているので注意。ICONSIAMやパラゴン、空港なら安心です。
  3. 買い忘れ対策に空港を活用する
    空港は割高と思われがちですが、限定パッケージやセット商品が狙い目。時間がないときや最後のチェックに役立ちます。

日本への持ち込みで注意したいNG例

楽しく買ったお土産でも、日本の税関で没収されるのは避けたいですよね。
ここも重要なのでしっかり押さえておきましょう。

  • 生鮮品・肉製品はNG:マンゴーやドリアンなどの生の果物、ソーセージやジャーキーは持ち込み禁止。ドライフルーツやお菓子に切り替えましょう。
  • 医薬品系は数量制限あり:ハーバルバームや漢方系コスメは10個程度までが目安。レシートを残しておくと安心です。
  • コピー商品は絶対禁止:MBKなどで売られている偽物バッグや時計は、日本に持ち込むと罰則対象。正規品を買う方が結局安心です。

私も以前、空港で「これ大丈夫かな?」と冷や汗をかいたことがありましたが、ドライフルーツやコスメ中心に変えてからはトラブル知らずになりました。


まとめ

タイのお土産選びは、本当に楽しくてつい夢中になってしまいます。
でも、配りやすさや品質、そして持ち帰りやすさを考えると、買う場所を工夫することが大事だと実感しました。

  • ばらまき用のお菓子なら MBKBig C
  • 高級感あるギフトなら ICONSIAMサイアム・パラゴン
  • 買い忘れ防止には 空港免税店

この流れで買い回ると効率もよく、私も毎回ストレスなくお土産を揃えられています。

せっかくの旅行だからこそ、「あの人に渡したら喜んでくれるかな」と想像しながらお土産を選ぶのも大切な時間です。
あなたのタイ旅行も、お土産探しまで含めて最高の思い出になりますように。